お知らせ
2025-10-08 08:15:00
『歎異抄』第一章の中に出てくる親鸞聖人のお言葉です。阿弥陀如来のご本願は、老いも若きも善人も悪人も関係なく、すべての人に平等であるということです。また、この後には「ただ信心を要とすと知るべし」と続きます。なぜなら、阿弥陀如来のご本願というのは、そもそも罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願いであるからだと述べられているのです。
この言葉を味わうたび、私に向けられたご本願の有り難さと同時に、疑いなく信じることの大切さ、自らの罪の深さにも気づかされることであります。
