お知らせ
2025-07-05 09:13:00
「迷う者は路を問わず」という古い言葉があります。
その意味は〝道を間違えて迷う者は、正しい道を人に問わないからである〟という意味で、無知な者は人の教えを受けようしないために、独りよがりになってしまいわが身を滅ぼしてしまうという教えです。ようするに、わからないことはそれを知っている人から教えてもらうことが大切であるということです。私たちはできる限り人に教えてもらうことはしたくない、何でも自分で判断しようとしがちです。わからないことでもたぶんこうであろうと決めつけることもあります。教えてもらうことは恥でもなんでもありません。よく知った人から教えてもらうことで迷わずに正しい道を進むことができます。
私たちが仏さまの教えを聞かせていただくことも同じです。まずは自身の迷いに気づかされ、正しい教えを聞き、迷わずに進んでいくことができる人生を歩ませていただくことが大切なのです。