お知らせ
2023-11-06 21:45:00
あたりまえのように毎日を過ごしている私たちは、同じような日が過ぎているように思っています。
でも、本当は日々変化しているのであって、そのことに気づかず、鈍感になっているだけなのかもしれません。
仏教には無常という言葉があり、全てのものは変化し続け、常ではないのだと説きます。
もしかすると私たちは、毎日の小さな変化に気づいていないだけで、大きな変化があったとき、はじめて慌てふためき驚くのかもしれません。
毎日、あたりまえのように目が覚め、あたりまえのように大切な人と出会っていることも、いつの日か、あたりまえではなくなる、いつもと違う日を迎えることもあるのです。
私たちが仏教のご縁をいただくということは、あらためて、今日一日の尊さ、二度とないかけがえのない一日であったのだと気づかされていくことでもあるのです。