お知らせ
2022-12-01 07:47:00
我々の人生は楽しいことばかりではありません。生きていく上では、つらく悲しいことにも出会わなければなりません。自身が幸せだと思うとき、感謝することもあるかと思いますが、つらい時や悲しい時には感謝の気持ちも起こりにくいものです。しかし、つらく悲しい時にこそ、人のやさしさに気づかされることもあります。私たちがいただく阿弥陀様は、「いま」「ここに」いてくださる仏様です。私たちが悩んだとき、悲しいとき、落ち込んだとき、絶望しているときも、その全てを受け入れてくださっているのです。つらいときにも寄り添い、悲しいときは一緒に悲しんでくださるのが阿弥陀様なのです。
「幸せだから感謝するのではない 感謝できることが幸せである」
「感謝」と言う言葉を「お念仏」に置き換え、
「幸せだからお念仏するのではない お念仏できることが幸せである」
ともいただけるのではないでしょうか。