お知らせ
2022-08-03 06:16:00
成満寺に親鸞像が寄進されました。門徒7名からの尊いご懇志によるもので、7月31日には除幕式も執り行い、あらためて親鸞聖人の御生涯に思いをはせる機会となりました。
また、来年は本願寺で鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要も行われるため、その前年に完成し良い記念にもなったように思います。
親鸞聖人は高僧和讃の中で「本願力にあいぬればむなしくすぐるひとぞなき」とお示しになりました。空しく過ぎるとは、「私の人生こんなはずではなかった」「今まで何のために生きて来たのか」といって空しさを感じながら過ぎていく人生のことであります。
阿弥陀さまのおはたらきである本願力、すなわち「南無阿弥陀仏」のみ教えを聞くことができたなら、この私がいつでもそのはたらきに包まれているのだということを知らされ、決して空しく過ぎる人生はないのです。