お知らせ
2021-10-02 09:34:00
今月は親鸞聖人のご消息(お手紙)からの言葉です。
親鸞聖人が最晩年に一人のお弟子に宛てた手紙には「私の体は、今は年を取ってしまい、貴方よりきっと先に浄土へと旅立って往生する。だから浄土で必ず必ず待っているぞ」と書かれています。
手紙を読んだこのお弟子は、どんなにか、このお言葉に支えられたことでしょう。
私たちはお浄土に行ったことはありません。でも、必ずまた会える世界が用意されており、お浄土にはなつかしい人が待っていてくれているのだ、そうお聞かせいただく中から、この命が帰って行く場所を思い、安心してこの世界を生きていけるのではないでしょうか。