お知らせ
2021-01-02 12:15:00
新年明けましておめでとうございます。今月の言葉は、1897年、飛騨の高山でお生まれになり、3歳の時に突発性脱疽になり、両手足を切断されながらも、仏さまとのご縁を通して、72年間の人生を力強く生き抜かれた中村久子さんの言葉です。
私たちは今、昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい生活を余儀なくされ、自身もいつ感染するかもしれないという不安の中で日々を過ごしています。
一方で、コロナによって、今まで当たり前と思っていたことが、実はそうではなかったということにも気づかされました。
新しい年を迎え、あらためて、自身が尊いいのちを生かされている存在であったと知らされたとき、中村久子さんのように、お念仏をよろこべる人生が歩めるのだと思います。